初めてのホスト体験     中西 信明

 2009年はサーバスのリストに掲載され、トラベラー受け入れを開始しました。Eメールで9件の宿泊申し入れを受けましたが、対応できたのは5件で、他はIsrael, Germany, France, Argentine からの申し入れでしたが、交換留学生の長期滞在との重複など当方の事情を説明しお断りしました。

 受け入れたトラベラーはみんな旅慣れていて、当方の諸事情を理解してくれたので余り負担を感じずに、共に楽しむことが出来ました。

 New ZealandからのFelix Collins and Melissa Hutchinson夫妻の受け入れは、妻がスイス里帰り中だったことと、全く初めてのため緊張しましたが、自転車で旅行していてキャンプ生活に慣れているので特に準備はいらないからと言うことでOKしました。

 夫妻のご理解と娘の助けもあり地元のローカル繁華街の生活を楽しんでもらえました。これはその後のトラベラー受け入れへの大きな自信となりました。夫妻から北海道サイクル旅行の話を聞くことが出来、そのあとスイスから来た北海道サイクル旅行者(サーバスメンバーではありませんが)2人の援助に大変参考になりました。

 CanadaからのMartin Dionファミリーは一昨年のCanada旅行の際、夕食に招待していただき家族全員と顔見知りだったので親戚が来たような感じでした。狭い我が家で動き回るのも大変のようでしたが、日本の生活体験と考えてもらい楽しんでもらいました。

 我が家での滞在期間が長かったので、私たち家族も東京に住んでいながらなかなか行けなかった築地魚河岸や旧浜離宮、その他を一緒に見学する機会となり、とても有意義でした。

 

 

 PolandからのKaras夫妻は、家内が急病で入院したため一泊だけの受け入れとなってしまいましたが、とてもすばらしい人たちでもっと長く滞在していただければと大変残念に思いました。

 DenmarkからのLose氏は家内が同じヨーロッパ出身ということで、共通の話題で盛り上がっているようでした。日本語の中で生活している家内にとって、サーバスの皆さんの滞在は息抜きになるようです。

 

 CanadaからのIrisさん一行は大人3人のため受け入れ先が見つからないということで、Collins夫妻を送り出した直後で十分なお世話は出来ませんでしたが緊急受け入れをOKしました。当方も多忙だったため自分たちでの行動をお願いしましたが、新宿・渋谷・浅草・六本木等の観光を楽しまれたようでした。