国際親善団体サーバスはどんな団体? |
サーバスは、異なった文化と社会背景を持つ色々な国のホスト(host)とサーバス旅行者(travelers)とが
より深く、より個人的なコンタクトの機会を持つことで、善意・相互理解・寛容の精神を高め合い、その体験を通じて平和を志向する心を育むことを目的とする国際親善団体です。サーバスは国連でNGO(非政府団体)として認められています。「servas」とはエスペラント語で「奉仕」という意味です。 SERVAS is a worldwide, non-governmental, co-operative network of hosts and travelers. It is set up with purpose of helping to build world peace, goodwill, mutual understanding and tolerance. サーバスは、いわゆる社会運動でも政治運動でもなく、安上がりな旅行組織でもありません。遠回りに見えても、異なる文化背景・価値観をもつ人間同士が日常生活の場で理解しあうことが平和構築の礎となると信じる人々が作る、国境を越えたネットワークです。サーバス会員は純粋にヒューマ二テイの立場から草の根レベルで、地道な活動を続けてきました。 なお、日本サーバスの活動や会則などは、Linkのページから、「サーバス関係」を開いてください。 |
<サーバスの生い立ちと歴史>
第二次世界大戦後、平和を求める人々が同じ志をもつ人々と広く知り合う必要を痛感し、そこから peace-buildersという団体が生まれました。これはただ単に世界平和に関心を持つだけでなく、積極的に平和のために活躍している人々を世界から捜し出すための組織でした。 |
<日本サーバスの誕生と活動>
日本サーバスの誕生は、1961年(昭和36年)、戦後の疲弊期を脱し、数字の上では経済上昇期に入ったとはいえ、日本人にとって海外旅行は夢のまた夢、日本を知る欧米人など皆無に近い状態という時代まで遡ります。 |
<日本サーバスの組織>
会長1名、副会長1名、ピースセクリタリー1名、ホストリストコーデネーター1名、会計2名、IT担当4名で、日本サーバスの運営及び海外サーバス組織との連絡をしています。また、日本全国を下記の7支部に分け、それぞれに支部長、副支部長、ホストコーディネーターをおき、各支部で自主的に運営を行っています。 |
<世界のサーバス組織>
世界130の国に組織を持ち、会員数は14,000名以上(2005)に達しています。毎年1,200名以上のサーバストラベラーが認定を受けて世界各地を訪問し、ホスト訪問総回数は、年間6,500回以上といわれています。 |
<諸経費>
入会金 2,000円 |
<サーバス旅行>
会員がサーバス旅行者として認定されるには、その地区の支部長または担当者の面接を受けます。その後、トラベラーとして相応と認められれば、認定書(Letter of
Introduction・・・LOI)が発行されます。認定された会員は訪問予定の国々のホストリストから、予定地の希望のホストを選び直接に連絡を取りながら、各自で旅行計画を立てます。 |
<連絡先>
日本サーバスへの入会を希望される方は、当サイトの「お問い合わせ」から連絡して下さい。サーバス関東支部に届きます。折返し、入会に必要な書類を送付しますので、住所、お名前も明記してください。 |