第二の祖国ベルギーより   HiRo 彩霞

 ベルギー・アーデン地方に2泊3日の旅をしました。
参加者は約40名。パリからお越しの、フランス人のご夫妻は、京都の諏訪共香さんをご存知のかたたちでした。Anitaさんも京都のメンバーの方たちのところでお会いになられたとおもいます。ベルギーArdennes地方は、森林の多い地方で、川ではマス釣り、森では狩猟ができる地域です。狩猟協会などもあり、狩猟犬たちも、ハンターと一緒にきていました。ベルギー・フランスには、GITES DE VACANCESというおうちを貸してくださるシステムがあります。農家から、普通の家、小さな山小屋風の素敵なおううちまで。
リーダーのリタ(Rita)さんを中心に、みなさんで、一軒のおうちに、合宿。
 初日、夕食前にリタさんからメンバーの紹介。夕食はおいしいスープとパン・ハム・チーズ・ワイン・ビールまさにベルギー風同じテーブルで、おしゃべりをしながら食事。今日始めてあった人たちなのに何か家族のような和やかな雰囲気。
 さてさて二日目の昼食時に中国の方が、お子さんと一緒に、「私日本語はなせます。こんにちは」と話しかけてくる。どうも一言だけご存知の様子。
 お茶の時間にスープが出た。スープをいただきながら、Ritaさんが、アルゼンチン国際会議の報告。フランス語での報告だったので、ところどころしかわからなかった。ブラッセル自由大学から、参加している人たちが、サーバスについての予備知識がなかったので、サーバスの説明を英語で説明された。その後お互いの、旅行の話をする人、お昼ねをする人それぞれ、自由行動。
 夕食。ワインにシャンペンにといろいろ飲み物が豊富。アルコールに弱い私は夕食後のデザートが楽しみ。ムースにフルーツソース。メンバーのかたたちの手作りだ・・・。テーブルでは、ジャムの作り方や、お料理の作りかたなどお話しながら、平和について、どう思うかという。お話に発展。日本は第二次世界大戦後、戦争がない平和な国であるが、他の国の人は、いろいろな体験をしている。戦争・テロ・亡命などなど、日々の生活自体が違うことを実感。では平和運動をどんな形で、おこなうか?というお話で、個人レベルでは、人と人のつながり・やさしい思いやり活動で平和にちかづく。ボランティア活動など。いろいろな活動体験をはなし、お互いスマイルで、夕食が終わった。
 三日目の朝、ゆっくり朝食を済ませて、コロンビアの女の子が、お国の状態、テロのこと等を片言のフランス語で説明。わからない単語は、誰かが助けるといった具合で、みんなで協力し合ってのスピーチ。とても、すばらしかった。